やはりプロの包帯巻きはしっくりくる。
包帯を解いての足拭きの許可を得たものの、夕方医師に巻いてもらった包帯が、あまりにしっくりと足に馴染んでいるので、もったいなくてはずせなかった。
今日は、顔を出した踵を拭くだけにしよう。
主人に、「明日からギブスはずしてお風呂に入っちゃダメかな?」
と問う、相変らず懲りない私。
「勿論、無理に決まってるでしょ。」
当然の回答。
それなら、出かけて居ないスキに、ギブスはずして洗っちゃおう!
今日も外は晴天の様子。
お散歩、行っちゃおうかな?
でも、まだ5分とかからない駅までさえも歩いていないのに、
普通の歩行で15分かかる公園までは、まだ無理だろうな・・・。
しかし、病院って、どうしてあんなに待たされるのか。
昨日は、早く家をでてしまったので、図書館で時間をつぶして診療が始まってから30分過ぎた頃に受付を済ませた。
診察を受けられたのは、1時間半後だった。
これでも、まだいい方。
以前に行った婦人科の病院では、5時間待たされた。
ネットやFAXで事前予約ができるとかで、初診は後回しにされてしまう。
利便性を図ったのかもしれないけれど、ものすごい不公平感を抱いてしまった。
よく通っていた耳鼻科も、タイミングをはずすと、やはり3時間くらい待たされた。
だから、皆病院で受付をする際、少しでも早く受付を済ませたいと、目の前の人を押しのけて診察券を出す。
昨日の私も、そういった場面に遭遇した。
松葉杖を突いているので、早く歩けないし、診察券を取り出すのにも時間がかかる。
そこで、後から来た主婦が体よく私を追い抜いて、そそくさと先に受付を済ませていた。
そして、勝ち誇った顔をこちらに向ける。
なんてやな社会なんだ。
どこもかしこも競争。 私の大嫌いな競争心を煽られる。・・・病院までもが。
思い、労り、譲り合う心を大切にしたいと、痛切に感じた1コマだった。
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