幼い頃の自分を振り返ると、ダメ人間のレッテルを貼られて育ったような気がしてます。
弱虫、臆病、泣き虫、蛍光灯・・・、家族から言われていた言葉が蘇ります。
暗い子供であった訳ではなく、外で遊ぶのが好きで、友達も沢山いました。
でも、家の中では褒められた記憶がほとんどありません。
成長するにつれて、自分に対してネガティブな言葉をいっぱい掲げて、抑制していた気がします。
私は勉強ができない。
私は運動音痴。
私は身体が弱い。
私は不器用。
これらの言葉は、母が何気なく私に投げかけた言葉でもあります。
褒めることがほとんどなく、けなされることが多かったのか、私の中にはネガティブな言葉が充満していましが。
何かの拍子にダメレッテルが外れることもありました。
突然走るフォームが変わり、記録をだせるようになったり、音楽の才能に目覚め、いい成績をもらえるようになったり。。。
でも、自分の奥底にネガティブな言葉が潜んでいることには変わりありませんでした。
社会に出ていろんな人と出会うようになると、自分に何かが欠けていることに気がつきました。
自分に素直な人。
底抜けに明るい人。
すがすがしい人。
優しい人。
そんな人を見ると心が和み、憧れました。
自分と何が違うんだろう?
心にポジティブな言葉が充満している人は、他人に与える影響もポジティブです。
発想がポジティブだから、無理はせず、自己限定せず、前向きに生きています。
だから表情も晴れやかで、側で見ているだけでこちらも清清しくなってきます。
そんな人間に私もなりたい!
そう思ったときから、私も自分の心の中をポジティブな言葉で充満させることにしました。
一長一短でできることではありません。
気がつくとネガティブな言葉を発しています。
気を許すと、ネガティブな言葉が充満してます。
そういうときは、自分の姿勢がうつむいているのがわかります。
ポジティブな発想に気持ちを切り替えると、胸を張って真直ぐ前を見据えることができます。
思いや言葉には、エネルギーがあります。
エネルギーは自分の身体の細胞にも影響しますし、周りにいる人たちにも影響します。
どうせ影響するなら、いいエネルギーの影響を受けたい。
だから、自分の中をポジティブなエネルギーで充満させ、発散させるように心がけてます。
その一つの方法として、人と対したとき、まず「良いところを告げる」ようにします。
今日の服、とっても似合ってますね。
髪型決まってるじゃない。
いつもより一段とキレイ。何かあった?
など、感じたままに素直に告げるようにします。
これが簡単なようで結構難しいんです。
小言はいくらでも出るのですが、良いポイントは心の中で思っていても声に発することを怠っていることが多いのです。
毎日が練習です。
上に視線を向けてみると、いままで見えてなかったことが見えてきたりもします。
ポジティブな発想は、自分の可能性をどんどん広げてくれます。
だから・・・・、
「上を向いて歩こう!」 ですね♪
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