今は仕事を変えたので、通勤電車に載らなくなったし、会社での人間関係に悩まされることはなくなりました。
それだけでも、私のストレスはずいぶん軽減されています。
思い返せば、10代からあの殺人的な通勤ラッシュにもみくしゃにされていました。
特に絶対に許せないのが、痴漢!
当時セーラー服を着ていたせいか、毎日行きも帰りも痴漢に遭遇していました。
親に話せば、「お前に隙があるからだ」と怒られる。
けど、13歳の中学生に隙もなにもあったもんじゃない。
どんなに防御しても、大人の力には叶わない。
だんだん知恵がついて、痴漢に遭いにくい場所を見つけ、遭ってしまったら大声で
「やめて!」と叫ぶ。または、相手の手を抓る。
でも、最近は痴漢が少なくなりました。(私が年取ったせい?)
大人になってストレスで悩まされるのは、通勤電車だけではなく、職場での人間関係。
これは大きな問題。
上司にイビラレ、仲間だと思っていた同僚に意地悪されたり。
渦の中でもまれてしまうと、何をやっても空回り。
ストレスを一杯溜め込み、体調を崩して、これではいけないとエステに通ったり、
コンサートに行って気分転換を図るけど、もとの生活に戻ると同じ悩みに翻弄されてしまう。
結局、それまでストレス解消と思ってやっていたことは、嫌なことからの逃走だったのだと思う。
当時、いろんなことをやってみて、一番気分転換(ストレス回避)になったのが茶道。
実生活とは全く違う世界にタイムスリップできるし、お手前をしているとき、
他の事など考える余裕がなく、お茶を点てることに集中します。
その一時でも、「嫌」な要因から離れることが、気分転換になっている、くらいに思ってました。
今、仕事がらいろんな勉強をして、その理由がもっと深いところにあったのが分かりました。
長くなってしまったので、その理由はまたの機会にお話します。
ストレス回避とは、友達とお酒を飲みに行くことでもなく、カラオケで騒ぐことでもなく、
リラクセーションスペースで、ゆったり過ごすのでもなく、どうやら筋肉の使い方に解決の意図があるようです。
・・・・つづく