今思えば、昨日のトレーニングは乗り気じゃなかったんだよなァ~。(これは言い訳)
昨日は軽めのトレーニングを行い、残すところレッグプレスと腹筋でおしまいというところで、レッグプレスにかかる20kgのウェイトを乗せ変えようとしたときに、手を滑らせて自分の右足の親指にウェイトを落下させてしまいました。
他のマシンよりもプレートの滑りがよくて、つるっと滑ってあっと思ったときには親指に激痛が走りました。
後でいろいろと分析すると、不運なことが重なってました。
・昨夜眠れず、睡眠薬を使用していたこと。
(中枢神経の伝達が鈍ります)
・左手のとう骨筋に以前から痛みが生じていて、
左手上腕二頭筋の凝りも痛み原因と分かり、
主人が直前に揉み解していた。
(力が入りにくくなります)
・胸と背中のトレーニングを終えた後で、腕の筋力が弱ていた。
・トレーニングの終末で、集中力に欠けていた。
・他のマシンよりプレートスタンドの滑りやすくなっていた。
どんな感じ? どんな痛み? と聞かれても・・・・。
とにかく足先は痺れて、重たい感じの痛み。 いや分からない。
とにかく痛い、苦しい。
骨折かもしれない。複雑骨折。粉砕骨折。よくて打撲、いや恐らく骨にひびが入っているだろう。
表面の肉はつぶれている。手術をしなければならないかもしれない。
等、次々と解説をする主人。
まともに聞いていたら気分が悪くなってきます。
「とにかく早く病院へ行かなければ、行くぞ!」
と言われても痛くて動けない。
「痛いのは分かるけど、ぐずぐずしていると手遅れになるから早く行くの。」
と、せかす主人。
痛くて足を床につけることはできないし、ケンケンしても足に響いて痛みます。
甘えているわけではなく、こういうときこそ抱っこして運んでほしかったけれど、力持ちの主人でも私の体重は重くて無理だったのか・・・・。
ククツっとうめき声をあげながら、やっとの思いでロッカーから荷物を出すと、居合わせたおばさんがご親切に、
「人を呼びましょうか?」
と声をかけてくださいました。
「いえ、連れがいるので大丈夫です。」
病院にたどり着くまで時間がかかり、傷みはどんどんひどくなります。
情けないことに目から涙が滲みます。こんな痛みは久しぶりです。
病院につくと看護婦さんが見かねて、車椅子を出してきてくれました。
これで移動は楽になります。
レントゲンを撮ると、親指の先の形状がおかしくなっています。
折れて曲がっていました。
先生がギブスの準備をした後、ずれていた骨の位置を正すとさらなる激痛が走りました。
「もう痛いことしないからね。痛みの嵐はもう少ししたら治まるから。」
と先生。 確かに、叫び声をあげた後、しばらく経つと痛みの種類が変わってきました。
再びレントゲンを撮りにいくと、技師の方が、
「折れてたね。まともにやっちゃったんだね。2、3日不便な思いするね。」
?? すぐに動けるようになるんじゃないの? 痛みは治まらないの?
その後の先生の説明でも、痛みは2,3日続くとのこと。
まだ苦しむのか・・・・。
家に帰っても足先がズキズキ痛みます。
家の中でも移動はケンケン。 足を高くして寝たまま状態です。
少しでも動いたり身体が温まると、血行がよくなり足先がさらに痛みます。
後の経過は、そこらの整形医師並に詳しい主人の言うことを聞いていれば大丈夫のようです。
痛みは3日くらい続くとのこと。
今週一杯は外出禁止。
トレーニングもギブスが外れて靴が履けるようになるまで禁止。
サプリで栄養補給して無理をしなければ2ヶ月で元に戻るそうです。
思い返せば、病院で結果がでるまで、一番蝋梅していたのは、当事者のわたしより主人のほうだったかもしれません。
今では主人も落ち着いて、「そそっかしいんだから」と苦笑しながら安心した様子です。
昨夜は鎮痛剤を処方の倍とり、睡眠導入剤のマイスリーとサイレースを1錠ずつ服用して早めに就寝しました。
睡眠薬を服用しないと、痛みで眠れないことを懸念しました。
鎮痛剤と睡眠薬のおかげで、ぐっすり眠り、今朝は昨日より痛みが引き、午後からはかかとの外側をついて歩くことができるようになりました。
人間の治癒力はすごい。
でも、油断するとまだ親指と中足骨あたりまで痛みが走ります。
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