古代から月桂樹は、神聖なハーブとして崇拝されていて、古代のギリシャ・ローマでは、多くの宗教の儀式や祭典で、太陽神アポロンに捧げられました。ギリシャ神話では、妖精ダフネーに恋をしたアポロンが、自分から逃れようとしたダフネーを月桂樹に変えてしまいます。その後アポロンは、邪悪なものから身を守るよう熱心に勧めたということです。アポロンはギリシャのデルフォイに月桂樹の小枝で神殿を建てました。のちに神殿は堅牢な石でつくられるようになりましたが、月桂樹は聖所を保護するために欠かせないものとして用いられ続けました。
古代ギリシャでは、平和と勝利を祝「月桂樹の祝祭」がもよおされ、テーベの乙女たちが月桂樹をいただき。アポロンを讃える歌をうたいながら行進したものです。まら、この神秘のハーブは、預言者に力をあたえるとも考えられていました。デルフォイの巫女は、月桂樹の葉を噛み、月桂樹を揺らしながら神がかりの状態に入ってゆき、神のお告げを伝えたといいます。
●月桂樹のことわざ
「月桂樹をみはる」 名誉を失わないように心がけるという意味
「月桂樹の上で休む」 手にした成功に甘んじるという意味
●花言葉 ・・・・ 木は「栄光・栄誉」 葉は「変わらぬ愛」の象徴
月桂樹は、邪悪なものから守ってくれるものと信じられていました。
庭に植えると雷や稲妻からも守ってくれます。
新しい家に引っ越すときは、幸運を置き去りにしないように、月桂樹も一緒に持っていきましょう。
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