先日「迷える子羊」でお話した、手紙をくれたYちゃんと、交換日記のようなことを始めてみました。
Yちゃんが私のところへ来るようになって以来、仕事の“時間”を度外視していろんなことを話しています。
Yちゃんは身体の問題、心の問題、いろんな問題をいっぱい抱えています。
現在は、23日に行われるバレエの発表会に向けて、ダイエット、トレーニング、そしてバレエのレッスンに打ち込んでいますが、ここでもいろんな戸惑いの中、揺れ動いています。
Yちゃんは自分のことを、世間一般で言う「落ちこぼれ人間」と思っています。
普通に学校へ行き、大学も出て就職する。典型的日本人の足跡のレールには乗れなかった子です。
でも、人のレールなんて関係ない。
自分のレールを見つけられるように、模索しているところです。
Yちゃんには、飾らずに素直に自分の気持ちを書いてもらっています。
彼女の戸惑いと成長を、この日記を通して見守りたいと思います。
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12月5日
バレエをやめたい。
でも、一緒に踊ることが決まっている友達は、何の関係もない。
自分勝手だし一方的な理由。
今のレッスンは自分にとって良いとは思えない。だけど、できないことを先生の責任にしたいのかもしれない。ただ、指導してもらいたくて必死になって庭で練習したり、プロポーションのことも、やり方は良くなかったけど先生に言われる体型までやろうともした。それに踊るスペースを確保するためにも、受験生、オーディションなどプロ志望の子たちなどの周りの皆に追いつくようにもした。
捨てられないようにも、暦が短いなりにやってきた。でも、今の現状で追いつけない事やできないこと、身体の使い方も分かってない事、それをこの短期間でどうすることもできない。
技量を上げたい、負けたくない、ある一定のレベルまで追いつきたくてやってきた。
求められることを必死になるのは、捨てられたくないから。
でも、今股関節も恐怖感だけだし、力が入らないことにはどうしようもない。
もう少し考えて、それから答えを出さなきゃ。
やっぱりできない事を先生の責任にしようとしているのかもしれない。
前は、技量あげるために必死だったし、負けたくないでやってた。
でも、今目の前の状況に追われてモチベーションも下がって「できない」がずっーと頭の中にある。
何も分からない中で自分で見つけていくしかない状況は大変だけど、身体にしても筋肉にしても足りないことばかり・・・。人のせいにしても何も変わらない。
発表会までは、何とかやろうと思う。
これはこれでいいけど、本当に先生おかしいのは、やっぱりきつい。
<辛くなったら、楽しかったときの事を思い出そう♪>
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